プロジェクトの山は越えて

土曜日, 10月 19th, 2013

こないだの土日で一応プロジェクトの山は越えて、月曜日には(6時起きで出かけて)朝8時から夜の9時まで異常がないかどうか待機しテストし、特に問題がなかったということでやっとゆっくりできるかと思ったら、まだまだなのであった。今度の土曜にも小規模だが仕事があるし、それ以外にもなんだかんだと。

どうしてそんなにわざわざ用を増やすのか、という疑問は、ただそこに仕事の山があるからだという回答が返ってくるだけだろう。仕事が好きなのである。上司が。それとも、意味がないような細かいところにこだわって、手間が十倍で見える効果はない、というようなやり方をやらせるのであった。

多分、そうやって育てられてきたのだろう。本人も、その方法に合っていたに違いない。その他の大多数はついていけずに会社を辞めたり別の部署に行ったりしたのだ。そういうのばかりが残っている部署なので、誰も疑問に思わないのだが、私みたいな外から来た奴には無駄の山である。この部署は。

しかし、それでうまくいっているのだった。物凄い無駄な作業を片づけつつ、その一部でも客の役に立っていれば仕事はうまくいくわけである。人手で塹壕や飛行場を作るのも、ブルドーザーで手早く片づけるのも、結果は同じである。人手でやった方が、細かい部分なんか丁寧なのだ。上の方は別に自分でスコップを握るわけではないので、かまわないのである。

みんな物凄い残業である。私は残業がつかないので、若い連中を含めて大半は私より給料が高いに違いない。別にもうどうでもいいけどね。残業つけてイヤミ言われるより、ただ働きの方がましである。どっちにしてもイヤミ言われるんだが。

もっとも、私みたいなのはともかく一緒にやっている若いのには凄い教育になっていることは確かで、人それぞれ・時期それぞれだ。私も、そういえば20代の頃には毎週土日徹夜なんて当たり前にやっていたもんなあ。凄い量の仕事を押しつけられて汗も流したし、そういう時期も必要なんだろうなあ。でも、歳くってからのそういうのはもうイジメだよ。